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二部合唱のための小組曲『しあわせ』(1.白い花 2.こおろぎ 3.しあわせ)(合唱:楽譜)

新作合唱曲 オリジナル 二部

[楽譜構成]:合計21ページ(1.白い花 2.こおろぎ 3.しあわせ)
(楽譜のご利用にあたって:1ページ,表紙:1ページ,譜面:1.白い花(5ページ)・2.こおろぎ(6ページ)・3.しあわせ(7ページ),縦書き歌詞:1ページ)


アベタカヒロさまからのメッセージ
高田敏子さんの詩を読むと、すっと穏やかな気持ちになったりできるのは私だけではないと思います。ささやかな日常の幸せというものを感じさせるこの3編は、誰より私自身がそんな感覚を取り戻したいという思いで選んだものです。

第1曲「白い花」
一見するとピアノは複雑に見えますがテンポはとてもゆったりです。柔らかいタッチで、和音の一番上の音が旋律として聴こえてくるように弾いてください。全体には素朴で静かな音楽のイメージとして書いていますが、お花の上品な佇まい、子どものかわいらしさや茶目っ気あるところなど、場面ごとの情景が伝わるような表情付けをしてみてほしいです。

第2曲「こおろぎ」
一転して明るく快活になり、こおろぎと戯れるワクワク感がそのまま音楽になったような歌です。前曲との曲間にしっかりと気持ちを切り替え、出来れば笑顔で!楽しく演奏していきましょう。43小節目の5拍は目一杯の遊び心と、愛情をこめて。

第3曲「しあわせ」
情景描写であったこれまでの2曲とは異なり、高田さんが「しあわせ」について、私たちに直接語りかけてくれているかのような詩です。そういう意味では、演奏者の方々も聴き手のような感覚に浸ってみてもいいのかもしれません。よりいっそうまわりの声や、自分の発する声に耳を傾けてみてください。65小節目からはたっぷりと感情をこめ、ドラマティックに歌い上げてほしいです。80〜84小節目では万華鏡のように転調を繰り返しながら前奏にあった景色に舞い戻ります。ハーモニーをしっかりと確認しておき、音をはずさないようにしましょう。特に84小節目のアルトのF音はピアノにつなぐ架け橋ともなり、ある意味で最大の見せ場です。息づかいと心とをしっかり合わせつつ、静かに曲を結んでください。

サンプル

税込価格:1,100円 (本体1,000円)

ファイル形式: pdf

ファイルサイズ: 2 MB

個数

[商品コード]
eovn00000001
[メーカー]
東京書籍

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楽譜ファイル

[歌い出し]
(1.白い花♪)ある日 急に 白い花が咲きました 私のまわりは 白い花ばかり (2.こおろぎ♪)こおろぎ こおろぎ つかまえた そおっと そおっと 手の中に (3.しあわせ♪)歩きはじめたばかりの坊やは 歩くことで しあわせ
[作詞者]
高田敏子
[作曲者]
アベタカヒロ