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小編成ブラスアンサンブル作品集

『小編成ブラス・アンサンブル作品集』のアレンジを行った編曲者をご紹介いたします。
原曲の魅力はそのままに、かつ独自のアレンジにて古典楽曲に新しい息吹を吹き込んだ、若きアレンジャーのお三方です。


  • 三浦 秀秋

  • 山里 佐和子

  • 黒川 圭一


 アンサンブルは楽しいものです。部活動や市民楽団、あるいは趣味の仲間が数人集まれば、合奏の醍醐味が気軽に味わえます。今回、この[小編成ブラスアンサンブルプロジェクト]で、皆様に新しい2つの楽しみ方を提案したいと思います。
 まずは、出来るだけ色々なメンバーと楽しんで下さい。この[プロジェクト]には、今までのアンサンブル楽譜ではあまり見られない楽器編成が沢山あります。また、そのほとんどがトリオ(3人)編成のために書かれています。今まで合奏したことのなかった楽器の仲間と、一般的な4人以上の編成では人数が足りなくて合奏が出来なかった仲間と…など幅広く楽しんでもらえればと思います。
 次に、演奏しながら「鑑賞」もしてください。[プロジェクト]の楽譜は、クラシック音楽数百年の歴史の中でも選りすぐりの名曲を、原曲の雰囲気そのままに丁寧にアレンジしたものです。演奏することで、ただ聴くだけでは分からない名曲の仕組みや「旨み」が発見できることでしょう。演奏音源も、クラシックを知り尽くしたプロミュージシャンによるものですので、大いに活用して、多くを学び取って下さい。(三浦 秀秋)


プロフィール

三浦 秀秋(みうら ひであき)
1982年生まれ。東京都在住。中学・高校と吹奏楽部でトロンボーンを吹く傍ら作編曲に興味を持ち、次第にそちらの世界に踏み込むようになる。高校卒業後、専門学校東京ミュージック&メディアアーツ尚美に入学し、作曲を川崎絵都夫、松尾祐孝の両氏に、ポピュラー・ジャズ理論を篠崎秀樹氏に師事。2004年3月、同校を卒業。現在オーケストラ、吹奏楽、各種商業音楽など幅広いジャンルに作・編曲をしている。最近の目立った仕事としては、京都市交響楽団&JUJUオーケストラコンサートアレンジや、加藤登紀子シングルアレンジ、ヤマハミュージックメディア「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」など。現在、洗足学園音楽大学講師。2003年、日本現代音楽協会「コントラバス・フェスタ」に公募入選、出品。2004-5年 21世紀の吹奏楽「響宴」に入選、出品。ウェブサイト:http://sound.jp/orchestra/

山里 佐和子(やまざと さわこ)
兵庫県生まれ、宮城県・千葉県育ち。4歳よりピアノを、10歳よりユーフォニアムを始める。岡山県に転居し、県立岡山城東高等学校普通科音楽コース卒業後、国立音楽大学器楽学科(東京都)に入学。音楽出版社・ミュージックエイトの音楽アシスタント公募通過をきっかけに、同大学卒業後より編曲者としての活動をスタート。学生時代の師である三浦徹氏(ユーフォニアム)の委嘱作品『民謡ファンタジー』(ユーフォニアムと吹奏楽、2004)以来、作曲活動も展開。2006年には東京ミュージック・メディアアーツ尚美の科目履修生としてレッスン・講義を受講し、研鑽を積む。作曲を菊池幸夫氏に師事。現在、主に吹奏楽、室内楽の分野を中心に作曲・編曲を行う。出版されている作品も多く、プロ、アマチュア問わず幅広い層に演奏されている。

黒川 圭一(くろかわ けいいち)
1980年埼玉県生まれ。さいたま市在住。編曲家。上尾市立大石中学校,旧・浦和市立高等学校(現・さいたま市立浦和高等学校)を経て,埼玉大学教養学部・東アジア文化コース卒業。中学入学と同時に吹奏楽部に入部し,中・高ではトランペットを,大学ではバス・クラリネット,アルト・クラリネットを担当する。高校在学中より編曲を手掛け始め,以来,吹奏楽,アンサンブルなど多くのスコアを提供してきている。オリジナル作品では,行進曲「ファンタジスタ」が,2003年3月に催された第6回「響宴」にて演奏された。現在,楽譜浄書・編集業にも従事するほか,吹奏楽指導者としても活動の幅を拡げている。(社)日本吹奏楽指導者協会会員,ヤマハミュージックアベニュー渋谷公園通りFinale講座講師。ウェブサイト:http://members.jcom.home.ne.jp/kk.urawa/








ショパンの「24の前奏曲」のなかでもっとも知られている第15番「雨だれ」と,製薬会社のCMでも使われた第7番とをメドレーに編曲しました。
他のショパン作品の例に漏れず,この曲でもセンスの良いアゴーギクがショパンらしいロマンティックな雰囲気を紡ぎ出すことでしょう。そのためには,音楽の「緊張と弛緩」の流れとテンポの変化とを一致させることが大変重要です。音楽の流れと無関係にテンポを変化させただけでは,かえって不自然な表現になってしまうこともままあります。「緊張と弛緩」は,西洋音楽の演奏表現において,極めて重要な要素です。この曲に取り組むことが,そのことを追求する1つの機会になれば幸いです。情感溢れるショパンの世界を,3本のフルートで魅力的に表現されることを期待しています。(黒川 圭一)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




クラシックピアノを愛好する人ならば一度は弾いたことがあることでしょう。本アンサンブル版の演奏に際しても、原曲におけるテンポ変化・フレージングなどの付け方を大いに取り入れて下さい。メンバーの中の、あるいは身近なピアノレッスン経験者に演奏のコツを取材してもよいでしょう。有名なメロディはすべてのパートに出てきますので、それぞれ自分なりの歌い方を研究・表現しましょう。主部と挿入部で表情をガラっと変えることが出来れば最高です。(三浦 秀秋)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




場面場面での各自の役割を意識して、各楽器の個性を発揮したアンサンブルをしていきましょう。最初はゆっくりでもよいので、正確な(=giusto)テンポでしっかり合わせる事を心がけ、最終的にはAllegroのテンポに乗って軽やかに演奏できるとよいでしょう。DやG前後は、特にアンサンブルの乱れやすい箇所です。各パートに分散して現れる十六分音符の受け渡しを意識してください。オーボエのパートは、クラリネットでも代替可能です。(山里 佐和子)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




メヌエットは、ルイ14世の時代に流行した踊りのステップが小さな宮廷舞曲で、フランス語の形容詞menu(=小さい)が語源です。優雅にステップを踏むようなフィーリングを持って演奏しましょう。主にメヌエットのリズムを構成している四分音符のパート、特にアーティキュレーションの付いていないものは重くならないよう注意してください。(山里 佐和子)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




「ガヴォット」と言われると多くの人がすぐに思い浮かぶような,ゴセックとJ.S.バッハの大変有名な2曲をメドレーに編曲しました。この曲では,特に後半のバッハの部分で,楽譜の“読み方”に十分な注意が必要です。このスコアでは,細かな強弱の指示やアーティキュレーションを追加してありますが,これらはオリジナルの楽譜には書かれおらず,演奏上のヒントとして編曲の際に追加したものです。また,装飾音符の扱いについても十分な注意が必要です。まず,アクセントが付けられているものは「倚音(いおん)」という拍頭に置かれる非和声音で,これもオリジナルの楽譜には書かれていない音ですが,この時代の慣習として演奏される音を実記したものです。一方,トリルの前に書かれている装飾音符は,この時代では,トリルが常に上の音から演奏されていたものを明示しているものです。そして,倚音とトリルどちらの装飾音符も,拍頭に合わせて演奏されなければなりません。これらの時代に合わせた演奏スタイルについては,お手本になる演奏を注意深く聴くのが何よりも勉強になります。「ピリオド楽器(オリジナル楽器)使用」と表示されている演奏を聴くことにより,この楽譜に書かれた様々な記号が意味するもの,そしてバロック舞曲の空気感を感じ取ることができるでしょう。(黒川 圭一)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税
各楽曲とも、楽譜につきましてはフルスコアとパート譜それぞれがセットとなっております。

オーケストラと合唱による原曲(オラトリオ「メサイア」)でも印象的に使われている、トランペットによるアンサンブルです。バロック時代の音楽ですが、この編曲ではアーティキュレーションや強弱記号を使っていますので、声部バランスの作り方等のヒントにして下さい。
小音符について:*1(可能ならば上の音を演奏する)は奏者の技量やスタミナ配分上可能であれば演奏して欲しい音、*2(下の音を演奏してもよい)は初心者も演奏しやすい代替音を示しています。(山里 佐和子)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




美しいメロディを、トロンボーンが大好きな「ハモり」をふんだんに使って「スイートに」アレンジしました。あらゆる場面で、バランスと音程をよく取って、美しい響きを作って下さい。冒頭2nd&3rdで作る3拍子の伴奏は、アタックが虚ろにならないようにして、なおかつ少し起伏がつくと良いでしょう。後半派手な対旋律や伴奏型が増えてきますが、メロディは埋もれないようにしっかり吹いて下さい。(三浦 秀秋)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




ゆったりしたテンポの中、シンプルな音型で構成される曲ですので、音の長さやフレージングを揃えることが重要です。臨時記号が現れたパートは、特に和声の変化を意識して音程を作ってください。Bの前及びCの前は、旋律の受け渡しが上手に出来るように心がけましょう。全体にpやppを多用していますが、音量を絞るよりも大きなフレーズで歌うことを大切にしたい曲ですので、柔らかな音色で演奏することを心がけるとよいかと思います。(山里 佐和子)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




バレエ音楽「くるみ割り人形」のなかでもとりわけ有名な「行進曲」を金管三重奏に編曲しました。「バレエ音楽」そして「行進曲」というスタイルを考えたときに,曲の持つ軽快さを如何に表現するかというのが大きなポイントとなります。そのためには,まず同じ動きをしている箇所の音形やニュアンスをお互いしっかりと揃えることが大切になります。また,楽譜のリズムが,3連符,8分音符,16分音符と様々な音価が組み合わさっていますが,楽譜を正確に演奏しようとするばかりに,音楽の流れが固くなってしまっては逆効果です。大きな「ビート」をしっかり共有して,そのなかで各奏者が自然に演奏することで,推進力のある演奏に繋がることと思います。明るく軽やかな演奏になることを期待しています。(黒川 圭一)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税
各楽曲とも、楽譜につきましてはフルスコアとパート譜それぞれがセットとなっております。

カステラのCMでも有名な,オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」序曲のカンカン踊りの部分を,管楽八重奏に編曲しました。曲は,序曲の冒頭部分を用いた前奏に始まります。[A]直前のフェルマータは,華やかに響かせましょう。[A]からのテンポ設定は,あまりに速すぎると却ってテンポ感が失われてしまいかねません。その後,大変推進力のある音楽になりますが,勢い任せになってしまうと,構成感としても,ただうるさいだけの演奏になってしまいかねませんので,適切なダイナミクスを設定するよう心掛けてください。また,このような混合編成のアンサンブルにおいては,各楽器間のバランスにも十分な配慮が必要なことは言うまでもありません。8人の息が合った,躍動感溢れるカンカンを聴衆に届けてください。(黒川 圭一)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体1,336円+税 本体334円+税




泣く子も黙るオーケストラの名曲、「運命」です。8本の管楽器だけでも、クラシック音楽の伝統と名曲の深みを充分に感じることが出来るでしょう。テクニック的にはそれほど困難なものはありませんが、楽器の組み合わせ方は多岐にわたりますので、演奏者全員がスコアを見て、それぞれの役割を把握して下さい。冒頭Bあたりまでのアインザッツは独特です。合図する人、合図の仕方を研究しましょう。もちろん、原曲も穴が空くほど聴きこんで下さい。(三浦 秀秋)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体1,336円+税 本体334円+税




珍しい楽器編成のアレンジです。アルトサックスとユーフォニアムはお互いバランスをよく整えてハモるようにしましょう。またユーフォニアムとチューバは2本で伴奏を形作る場面が多いので、しっかりしたリズム感を持って曲を牽引し、アルトサックスが安心して美しいメロディを歌えるようにしましょう。テンポ変化は音源も参考にして、自由に工夫してみて下さい。原曲における名ピアニスト達の演奏からもヒントをもらうと良いでしょう。アルトサックスのパートは、クラリネットでも代替可能です。(三浦 秀秋)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




比較的珍しい楽器編成ですが、タイトルの通り、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい音がします。曲の大部分を占めるスタッカートは、単に音を短くするのではなく、アタックや余韻をよく考えて気持よく弾むような感じが出るようにしましょう。トランペットは、ミュートに負けないようにしっかり息を入れて、芯のある音を出しましょう。アルトサックス奏者による「ピストル」は、玩具のピストルやスラップスティックなどを使用して下さい。(三浦 秀秋)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税




16~17世紀末のリュート作品を題材とした組曲に収められた曲で、当時の特徴的な和声機能(短調の作品も長3度で終止)も見られます。和声の移り変わりを味わい、大切に音程を取ってください。C7小節目のrall.は、リピート時に有効です。Dからのa tempoは決して遅くならないよう気をつけましょう。D以降にあらわれるスタッカートは短く、粒を揃えるよう意識して下さい。各パートとも対等であるという意識をもって、響きを作りましょう。ホルンのパートは、ユーフォニアムでも代替可能です。(山里 佐和子)
内容:
フルスコア+パート譜+曲解説
演奏:
Blitz Philharmonic winds
本体945円+税 本体334円+税
各楽曲とも、楽譜につきましてはフルスコアとパート譜それぞれがセットとなっております。
今回のブラス・アンサンブル演奏を担当した若き実力派楽団『Blitz Philharmonic winds』のメンバーをご紹介いたします。メンバー各々より今回の作品に対してのコメントを寄せておりますので、こちらも併せてお楽しみ下さい。


2003年4月に在京の若手演奏家が集まりブリッツ・ブラスを結成。同年6月に第1回定期演奏会を開催し華々しいデビューを飾る。以降、定期演奏会、サマーコンサート、特別演奏会など定期公演では入場制限が出るほどの人気を博している。

2008年6月には待望のCD「ブリッツ・ブラスvol.1」をリリース。各メディアで取り上げられるなど注目を集め、楽天クラシック部門では週間売上第 1位を記録した。その後も現在まで4枚のCDをリリースし、2010年2月に発売した4枚目のCD「SAX EXPO!!」は異色のコラボレーションと斬新な企画が話題を呼び、レコード芸術誌で特選盤として紹介されるなど高い評価を得た。

吹奏楽の新作委嘱や初演にも意欲的に取り組み、これまでに国内外の作曲家の新作を多数初演する。特に2008年12月日本サクソフォーン協会主催「第28回サクソフォーン・フェスティバル」において日本初演したレヴィナス作曲「アンクルヴェール」は、その難解な現代作品を好演したことで話題になった。

また2010年10月には初の海外公演となる2010大韓民国国際吹奏楽フェスティバルにゲストとして招聘され、3公演を成功させた。常任指揮者には国内のプロオーケストラや東京佼成ウインド、東京吹奏楽団、シエナ・ウインドで活躍をしている松元宏康を起用し、創設時よりコンビを組んでいる。

創立10周年を迎える2013年4月より名称を『BlitzBrass』から『Blitz Philharmonic winds(ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ)』に変更し、一般社団法人として新たなスタートをきる。

公式Facebookページはこちら | 公式Twitterアカウントは@Blitz_winds | オフィシャルブログはこちら
  • 萩原 可奈はぎわら かな(サポートメンバー) 担当パート:フルート
    9歳よりフルートを始める。JBA関東甲信越支部第6回高校生ソロコンテスト優秀賞。第20回日本クラシック音楽コンクール全国大会大学生フルート部門入選。これまでにフルートを白尾彰氏に、室内楽を佐藤公一郎氏、白尾彰氏、三瀬和朗氏に師事。桐朋学園大学卒業、現在同大学研究科1年。
    「耳にしたことのある曲が多いと思います。曲によって難易度も変わると思いますが、お互いの音を良く聞きながら演奏をすると、より楽しく演奏ができると思います。」
  • 棟方 麻衣むなかた まい(サポートメンバー) 担当パート:フルート
    青森県出身。桐朋学園大学音楽学部4年に在学中。定期演奏会にソロ、室内楽で出演。エリック・ルサージュ氏の室内楽マスタークラス、ワルター・アウアー氏のプライベートレッスンを受講。フルートを浪岡敬三、一戸敦、高野成之の各氏に師事。
    「お互いのフレーズを意識し、それぞれの個性を活かして、立体感のある演奏を目指してください。」
  • 若山 桃子わかやま ももこ 担当パート:フルート
    桐朋学園大学音楽学部卒業。第59回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部、奨励賞。第37回フルートデビューリサイタルに出演。第23回市川市文化振興財団新人演奏家コンクール、優秀賞受賞。別府アルゲリッチ音楽祭、レインボウ21サントリーホールデビューコンサート等に出演。これまでに、フルートを峰岸壮一、神田寛明に師事。
    「お互いの音楽を聞いて、アンサンブルを楽しんでください。」
  • 上山 範人かみやま のりと 担当パート:オーボエ
    洗足学園音楽大学を優秀賞を得て卒業。在学中、選抜による室内楽、卒業演奏会などに出演。イタリアにて行われた、マスタークラスに参加。フランチェスコ・ディ・ローザのレッスンを受講。スコットランドにて行われた、国際青少年音楽祭に出演。現在は、オーケストラ、室内楽などで活動する。
    「音符の長さや体力の配分など、いろいろ考えなければなりませんが、曲の雰囲気を損なわないことが、とても重要です」
  • 小川 奈緒おがわ なお 担当パート:クラリネット
    洗足学園音楽大学卒業、同大学院音楽研究科修了。クラリネットを三界秀実、千葉直師の各氏に師事。第7回大阪国際音楽コンクール室内楽部門エスポアール賞受賞。第20回市川市文化財団新人演奏会オーディション優秀賞受賞、同演奏会出演。現在、様々な分野での演奏活動、音楽教室でのレッスンなどをおこなっている。
    「アンサンブル、音楽を愉しんでください。」
  • 大庭 めぐみおおば めぐみ 担当パート:クラリネット
    神奈川県出身。洗足学園音楽大学を経て、同大学大学院音楽研究科修了。在学中、ペーター・シュミードル、マーク・ヌーチョ各氏の公開レッスン受講。大学主催室内楽オーディションに合格、披露演奏会に出演。第2回ヤング・クラリネッティストコンクール入選。クラリネットを伊藤寛隆、浜中浩一の両氏に師事。
    「様々な組み合わせのアンサンブルをやることで、音色や表現の幅が広がると思います。楽しみながらいろいろなことにチャレンジしてみてください。」
  • 澤本 璃菜さわもと りな 担当パート:クラリネット
    千葉県出身。2011年桐朋学園大学卒業。同大学研究科修了。大学在学中、学内オーディションによる室内楽演奏会にソロ、木管五重奏で出演。「第29回ヤマハ管楽器新人演奏会クラリネット部門」「レインボウ21 サントリーホールデビューコンサート 2012」に出演。第3回コンコルソ・ムジカアルテにおいて、Premio Oro 金賞受賞。クラリネットを藤井洋子、鈴木良昭各氏に、室内楽を白尾彰、岡本正之の各氏に師事。
    「アンサンブルの楽しさを味わいながら演奏しましょう!」
  • 田村 真寛たむら まさひろ 担当パート:サクソフォーン
    東京藝術大学卒業。安宅賞受賞。日本管打楽器コンクール第1位、及び特別賞受賞。「CLOVER Saxophone Quartet」のメンバーとして、アルバム「CLOVER」、「Precious」(レコード芸術特選盤)をリリース。ソリストとしてブリッツ・ブラスのアルバム「SAX EXPO!!」に参加。洗足学園音楽大学、神奈川県立弥栄高等学校非常勤講師。ブリッツ・ブラス コンサートマスター。
    「有名な愛すべき作品ばかり。楽譜には書き切れない作者の愛情が沢山詰まっています。表面的な事ばかりでなく、奥深い表現を目指して下さい。」
  • 田村 哲たむら さとし 担当パート:サクソフォーン
    神奈川県立弥栄東高校音楽コース(現弥栄高等学校音楽科)を経て、東京藝術大学卒業、同大学大学院修士課程修了。学内にて安宅賞受賞。日本サクソフォン協会主催第5回Jrサクソフォーンコンクール第1位。第4回日本サクソフォン協会主催「新人演奏会」、NHK-FM「名曲リサイタル」など、数多くのコンサートに出演。
    「上手に演奏したい気持ちはもちろんですが、楽しむことを忘れずに!!このシリーズを通じて、素敵な音楽を奏でてください!」
  • 完戸 吉由希ししど よしゆき 担当パート:サクソフォーン
    福島県立相馬高等学校を経て昭和音楽大学を特別賞で卒業。同大学院修了後、渡仏。ヴェルサイユ音楽院にて研鑽を積み、同学院最高過程を最優秀の成績で卒業。ソリストとして仙台フィルハーモニー管弦楽団と協演。ヤマハ登録講師、スガナミ楽器講師ほか。サクソフォンを古溝徹、田中靖人、ヴァンソン・ダヴィッドの各氏に師事。
    「一つ一つの音と音楽を楽しみましょう。」
  • 柴山 貴生しばやま たかお(サポートメンバー) 担当パート:トランペット
    東京都出身、洗足学園音楽大学を優秀賞を授与され卒業。同大学卒業演奏会に出演。大学在学中に秋山和慶氏の指揮でオーケストラと共演し好評を博す。以後、数々のコンサートでソリストとして出演し、現在はフリー奏者として様々なジャンルの音楽の演奏に携わっている。これまでにトランペットを藤井 裕子、津堅 直弘、高橋 敦、杉本 正毅、André Henry、佛坂 咲千生の各氏に師事。Vivid Brass Tokyo ソプラノコルネット奏者、Tokyo Fanfare Orchestra メンバー。
    「聴く、見る、合わせるというアンサンブルの醍醐味を味わい、楽しんでください!」
  • 堀井 美栄ほりい みえ 担当パート:トランペット
    洗足学園音楽大学卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美コンセルヴァトアールディプロマコース修了。2010年International women's brass conferenceに出演。トランペットを古田賢司、佛坂咲千生、服部孝也の各氏に師事。東京ブラスソサエティ、Japan Ladies' Brassの各メンバー。柏市音楽家協会会員。
    「お互いの音を聴きながら楽しく演奏してくださいね!色々な楽器の音色が重なって一つになった時の演奏はとても魅力的ですよ。」
  • 若林 万里子わかばやし まりこ 担当パート:トランペット
    洗足学園音楽大学卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美コンセルヴァトアールディプロマコース修了。大学卒業演奏会、第73回読売新人演奏会に出演。第11回日本クラシック音楽コンクール第2位。小澤征爾音楽塾、サイトウキネンオーケストラに参加。トランペットを古田賢司、高橋敦、ヒロ野口の各氏に師事。
    「アンサンブルはバランスがとても大事です!お互いの音を聴きあってハーモニーを楽しみましょう!」
  • 鈴木 希恵すずき きえ 担当パート:ホルン
    静岡県浜松市出身。05年昭和音楽大学卒業・桐朋学園大学研究科修了。 08年〜桐朋学園大学・嘱託演奏員。 シンフォニエッタ静岡団員。都内オーケストラ・吹奏楽団体・アンサンブルなどで精力的に活動中。09年、7人のホルン奏者によるソロ曲集Vol.2 のCDに参加。
    「一人一人の責任は大きいですがそれこそアンサンブルの醍醐味ですよね♪」
  • 荒木 直治あらき なおはる 担当パート:トロンボーン
    1997年洗足学園短期大学入学。01年同大学卒業。これまでに大関英、平田慎、秋山鴻市の各氏に師事。 東京ディズニーシー・マリタイム・バンドを経て現在フリーランサーとして活動中。金管五重奏団"Doo!!"メンバー。エンハーモニックブラスセクション常任指揮者。
    「人数の少ないアンサンブルでは一人一人が重要なパートです。しっかり練習をすると共に他のパートの動きも把握しておきましょう。」
  • 佐々木 匡史ささき ただし(サポートメンバー) 担当パート:トロンボーン
    1983年横浜生まれ。15歳よりトロンボーンを始める。武蔵野音楽大学を卒業、卒業演奏会に出演。これまでにトロンボーンを鍵和田道男、桑田晃、佐藤洋樹、春山和雄の各氏に、室内楽をロジャー・ボボ氏に師事。劇団四季、宝塚などのミュージカル、オーケストラ、ビッグバンド、スタジオワークなど多方面で活動中。金管合奏団「宴」主宰。
    「トロンボーンアンサンブルらしい柔らかな響きのアレンジです。今回レコーディングはバストロンボーンで吹いていますが、3人ともテナー演奏しても綺麗だと思います。」
  • 嶋田 慎しまだ まこと 担当パート:トロンボーン
    昭和音楽大学卒業。卒業演奏会。ヤマハ新人演奏会出演。桐朋学園大学研究科修了。2001、2002アジアユースオーケストラ参加。トロンボーンをこれまでに小田桐寛之、神谷敏、箱山芳樹、奥村晃、桑田晃、各氏に指示。現在、昭和音楽大学附属音楽教室講師。ブラスエイトメンバー。
    「この曲は非常に柔らかい音色で、3人で一体感を出しながら演奏してみて下さい! メロディーとオブリガード、伴奏の役割をしっかりと把握し繋がり良く仕上げてみて下さいね。」
  • 宇津木 宏光うつき ひろみつ 担当パート:ユーフォニアム
    私立横浜隼人高等学校卒業。洗足学園音楽大学卒業及び同大学大学院音楽研究科修了。大学卒業時優秀賞を受賞し卒業演奏会に出演。第13回日本クラシック音楽コンクール4位入賞。第76回横浜市新人演奏会出演。ユーフォニアムを深石宗太郎、スティーブン・ミード各氏に師事。
    「大編成とは違った難しさがあると思いますが、他楽器との音や音楽を寄せ合う楽しさを是非見つけて下さい。」
  • 篠宮 加奈子しのみや かなこ(サポートメンバー) 担当パート:ユーフォニアム
    千葉県出身。2011年洗足学園音楽大学を優秀賞で卒業。同大学卒業演奏会に出演。現在、中高生への指導を中心に活動している。ユーフォニアムを、牛渡克之、露木薫の両氏に師事。
    「楽しんでできる曲ばかりなので、是非たくさん演奏してください!」
  • 井上 洸いのうえ ひかる 担当パート:チューバ
    山形県米沢市出身。九里学園高校を経て洗足学園音楽大学チューバ専攻を首席で卒業。第10回大阪国際音楽コンクール入賞。これまでにチューバをアラン・ベイヤー、池田幸広、稲川榮一、杉山康人の各氏に師事。現在、重本音楽事務所所属。スペーシアブラス、TUBAQuartet"SFIDA"各メンバー。
    「チューバはアンサンブルの大黒柱です!テンポやハーモニーをよく意識して楽しく演奏してください。」

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音楽専門館で販売する商品リスト

●商品リスト

ショパン:メランコリック・ショパン -フルート三重奏のための- 難易度:Grade 3 Part:フルート フルート フルート 演奏時間目安:3分52秒
ベートーヴェン:エリーゼのために~クラリネットのために 難易度:Grade 3 Part:クラリネット クラリネット クラリネット 演奏時間目安:3分05秒
チャイコフスキー:ウインド・トリオのための ミニチュア・オーバチュア 難易度:Grade 3 Part:フルート オーボエ(クラリネット) クラリネット 演奏時間目安:2分54秒
ベートーヴェン:サクソフォーン・トリオのための メヌエット 難易度:Grade 3 Part:アルト・サクソフォーン アルト・サクソフォーン テナー・サクソフォーン 演奏時間目安:2分36秒
ゴセック&バッハ:ウインド・トリオのための「2つのガヴォット」 難易度:Grade 2 Part:フルート クラリネット アルト・サクソフォーン 演奏時間目安:3分36秒

ヘンデル:トランペット・アンサンブルによる ハレルヤ! 難易度:Grade 3 Part:トランペット トランペット トランペット 演奏時間目安:3分00秒
フォスター:フォスター・イン・スイート・トロンボーン~「夢見る人」より 難易度:Grade 2 Part:トロンボーン トロンボーン トロンボーン 演奏時間目安:3分01秒
ドヴォルザーク:「新世界」のメロディー(ユーフォニアム・テューバ・トリオのために) 難易度:Grade 3 Part:ユーフォニウム ユーフォニアム チューバ 演奏時間目安:3分58秒
チャイコフスキー:3つのくるみ割り人形の行進 -ブラス・トリオのための- 難易度:Grade 3 Part:トランペット ホルン トロンボーン 演奏時間目安:2分28秒

オッフェンバック:リトル・オーケストラのための「カン・カン」 難易度:Grade 3 Part:フルート クラリネット アルト・サクソフォーン テナー・サクソフォーン トランペット トロンボーン ユーフォニアム チューバ 演奏時間目安:2分27秒
ベートーヴェン:リトル・オーケストラのための「運命」 難易度:Grade 4 Part:フルート クラリネット アルト・サクソフォーン テナー・サクソフォーン トランペット トロンボーン ユーフォニアム チューバ 演奏時間目安:3分14秒
ショパン:ショパン・イン・スイート・ブラス~「別れのワルツ」より 難易度:Grade 3 Part:アルト・サクソフォーン(クラリネット) ユーフォニアム チューバ 演奏時間目安:3分38秒
イエッセル:おもちゃのアンサンブル~「おもちゃの兵隊の観兵式」より 難易度:Grade 3 Part:クラリネット アルト・サクソフォーン トランペット 演奏時間目安:3分07秒
レスピーギ:ミックス・トリオのための シチリアーナ 難易度:Grade 2 Part:フルート クラリネット ホルン(ユーフォニアム) 演奏時間目安:3分29秒