童謡文化賞

趣旨
対象 日本国内において童謡文化の普及発展に寄与した「個人」もしくは「団体」
贈賞 表彰状、楯及び賞金30万円
審査委員
一般社団法人日本童謡協会会長 湯山 昭
一般社団法人日本童謡協会副会長 宮中雲子
一般社団法人日本童謡協会理事 甲賀一宏
声楽家 眞理ヨシコ
東京書籍株式会社代表取締役社長 千石雅仁
授賞式 ※一般社団法人日本童謡協会が主催する「日本童謡賞」と同時に行われました。

2017年童謡文化賞(第16回)

授賞式
2017年
2017年
表彰を受けた 福島県広野町長 遠藤 智氏(左)
広野町が長年に亘って精力的に取り組む「ひろの童謡(うた)まつり」はわが国の童謡の歴史におおきな足跡となるものであり,その業績が極めて高く評価されたので,2017年(第16回)童謡文化賞を贈呈しました。

表彰を受けた
福島県広野町長 遠藤 智氏(左)

2017年

福島県広野町は唱歌「汽車」にゆかりの地と言われてます。また童謡「とんぼのめがね」の作詞者額賀誠志が内科医院を開業した地です。
これに因んで広野町は,1994年(平成6年)以来「豊かな心を育む交流と文化のまちづくり」を事業の一環として,「童謡」の振興と世代を越えて歌い継がれる新しい「童謡」の創造を目指した町づくりに取り組み,「ひろの童謡(うた)まつり」を開催しています。

「ひろの童謡(うた)まつり」は現在第22回になります。
「ひろの童謡(うた)まつり」の内容は,開催当初「童謡作詞コンクール」と「童謡コンサート」が中心でしたが,2007年(平成20年)第15回は「作詞・作曲コンクール」,翌年第16回は「童謡合唱コンクール」が行われました。
第17回は同じく「童謡合唱コンクール」を開催し,このとき声楽家眞理ヨシコ氏が広野町より<広野童謡大使>を委託されています。
「ひろの童謡(うた)まつり」からはこれまでに28曲の新作童謡が誕生しています。 これらは広野町の多くの人々に愛唱されていますが,「全国・童謡こどものうたコンクール」や全国各地で開かれる「童謡コンサート」においても愛唱され,広く一般に知られるようになりました。中でも「はなのうみ」「まつぼっくり」「ザリガニくん」などは童謡名曲と言われてます。
2011年(平成23年)3月11日広野町は東日本大震災,福島原発事故により被災し,多くの住民が町外あるいは県外に避難しました。
2012年(平成24年)広野町は“ふるさと復興,希望の年”として,「ひろの童謡(うた)まつり」を再開しました。
被災後6年となる2016年第22回「ひろの童謡(うた)まつり」は“未来への願い”と題して開催されています。
広野町が長年に亘って精力的に取り組む「ひろの童謡(うた)まつり」はわが国の童謡の歴史におおきな足跡となるものであり,その業績が極めて高く評価されたので,2017年童謡文化賞を贈呈しました。

童謡文化賞のあゆみ

2002年
童謡・唱歌の優れた英訳とその海外への紹介、精力的な演奏活動が高く評価され、贈呈されました。
2002年
2002年
童謡文化賞の表彰を受けたグレッグ・アーウィン氏
 アメリカ合衆国出身のグレッグ・アーウィン氏は、日本が誇る文化所産である童謡と唱歌に多大な理解と深い愛情を示され、数多くの童謡・唱歌の名作を英訳し出版されました。氏は優れた歌手でもあり、童謡・唱歌のコンサートの主催、CDの制作など精力的な活動を続けています。氏の豊かな歌唱表現は多くの日本人の心をとらえ、また他の歌手たちへも大きな影響を与えております。
 童謡・唱歌の優れた英訳とその海外への紹介、国を越えた精力的な演奏活動が高く評価され、第1回となる2002年童謡文化賞はグレッグ・アーウィン氏に贈呈されました。
2003年
数多くのテレビ番組やラジオ番組への出演、定期演奏会の開催など、50年に亘る優れた業績が高く評価され、贈呈されました。
2003年
2003年
童謡文化賞の表彰を受けたNHK東京児童合唱団
 NHK東京児童合唱団(元、東京放送児童合唱団)は1952年、NHKの教育番組とこども番組の充実を目的として設立された合唱団です。以来、ラジオ番組や、テレビ番組への出演、定期演奏会の開催、オーケストラとの共演、海外演奏旅行などめざ ましい活動を続けてきました。50年に亘る優れた業績が高く評価され、第2回となる2003年童謡文化賞はNHK東京児童合唱団に贈呈されました
2004年
「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」をはじめ数多くの童謡作品は、我国の童謡文化の歴史に優れた足跡を残すものであり、その永年に亘る優れた業績を讚え、贈呈されました。
2004年
2004年
童謡文化賞の表彰を受けた大中 恩氏
 「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」をはじめ数多くの童謡作品は、我国の童謡文化の歴史に優れた足跡を残すものであり、きわめて高く評価されるものです。その永年に亘る優れた業績を讚え、贈呈されました。
2005年
NHKテレビの初代「うたのおねえさん」として活動を始められて以来、一貫して"こどものうた"を歌う声楽家としての永年に亘る優れた業績を讚え、贈呈されました。
2005年
2005年
童謡文化賞の表彰を受けた眞理ヨシコ氏
 NHKテレビの初代「うたのおねえさん」として活動を始められて以来、一貫して"こどものうた"を歌う声楽家としての歩みを続けられた。永年に亘る優れた業績を讚え、贈呈されました。
2006年
童謡創作の同人「木曜会」の半世紀に及ぶ輝かしい歩みと、同人誌「木曜手帳」600号刊行という優れた業績を讚え、贈呈されました。
2006年
2006年
童謡文化賞の表彰を受けた木曜会
 童謡創作の同人「木曜会」の半世紀に及ぶ輝かしい歩みと、同人誌「木曜手帳」600号刊行という優れた業績を讚え、贈呈されました。
2007年
永年にわたりレコーディング・ディレクターとして"新しい童謡"のレコードの企画制作に活躍され、また、音楽文化研究家として童謡に関わる多くの著書を出版されている。これらの優れた業績を讚え、贈呈されました。
2007年
2007年
童謡文化賞の表彰を受けた長田暁二氏
 永年にわたりレコーディング・ディレクターとして"新しい童謡"のレコードの企画制作に活躍され、また、音楽文化研究家として童謡に関わる多くの著書を出版されている。これらの優れた業績を讚え、贈呈されました。
2008年
キンダーブック昭和の童謡童画集『ひらひら はなびら』に集約されたフレーベル館の童謡文化への優れた業績を讃え、贈呈されました。
2008年
2008年
表彰を受けたフレーベル館
 キンダーブック昭和の童謡童画集『ひらひら はなびら』に集約されたフレーベル館の童謡文化への優れた業績を讃え、贈呈されました。
2009年
NHKのこども番組『おかあさんといっしょ』が1959年の番組発足以来、50年に亘って"こどものうた"をつくり提供し続けて来ました。50年に亘る優れた業績を讃え、今後の一層の発展を期待して、2009年童謡文化賞を贈呈されました。
2009年
2009年
表彰を受けたNHK「おかあさんといっしょ」
 NHKのこども番組『おかあさんといっしょ』が1959年の番組発足以来、50年に亘って"こどものうた"をつくり提供し続けて来ました。50年に亘る優れた業績を讃え、今後の一層の発展を期待して、2009年童謡文化賞を贈呈されました。
2010年
湯山昭氏の創作活動は我国の童謡文化の歴史に確かな足跡を残すものであり、極めて高く評価されます。永年に亘る優れた業績を讃え、2010年(第9回)童謡文化賞を贈呈されました。
2010年
2010年
表彰を受けた湯山昭氏(中央)
 湯山昭氏の創作活動は我国の童謡文化の歴史に確かな足跡を残すものであり、極めて高く評価されます。永年に亘る優れた業績を讃え、2010年(第9回)童謡文化賞を贈呈されました。
2011年
日本公文教育研究会による「全国童謡歌唱コンクール」の特別協賛は、我国の童謡の普及振興に重要な役割を果たしており、極めて高く評価されますので2011年(第10回)童謡文化賞を贈呈されました。
2011年
2011年
表彰を受けた日本公文教育研究会
 日本公文教育研究会による「全国童謡歌唱コンクール」の特別協賛は、我国の童謡の普及振興に重要な役割を果たしており、極めて高く評価されますので2011年(第10回)童謡文化賞を贈呈されました。
2012年
兵庫県たつの市における童謡の普及と振興の活動は、わが国の童謡文化の歴史に確かな足跡となるものであり、極めて高く評価されますので2012年(第11回)童謡文化賞を贈呈されました。
2012年
2012年
表彰を受けた たつの市副市長 田口隆弘氏(右)
 兵庫県たつの市における童謡の普及と振興の活動は、わが国の童謡文化の歴史に確かな足跡となるものであり、極めて高く評価されますので2012年(第11回)童謡文化賞を贈呈されました。
2013年
こわせ・たまみ氏は童謡詩をはじめとして、歌曲・合唱曲・校歌の作詩や童謡・絵本などの幅広い作家活動で知られる詩人で、その永年に亘る優れた業績が評価され、2013年(第12回)童謡文化賞を贈呈されました。
2013年
2013年
表彰を受けたこわせ・たまみ 氏(右)
 こわせ・たまみ氏は童謡詩をはじめとして、歌曲・合唱曲・校歌の作詩や童謡・絵本などの幅広い作家活動で知られる詩人で、その永年に亘る優れた業績が評価され、2013年(第12回)童謡文化賞を贈呈されました。
2014年
大正期の童謡詩人”金子みすゞ”の現代への甦りに努めた業績と、第二童謡詩集「うずまきぎんが」の上梓を讃え、2014年(第13回)童謡文化賞を贈呈されました。
2014年
2014年
表彰を受けた矢崎節夫 氏(左)
 大正期の童謡詩人”金子みすゞ”の現代への甦りに努めた業績と、第二童謡詩集「うずまきぎんが」の上梓を讃え、2014年(第13回)童謡文化賞を贈呈されました。
2015年
牛山 剛氏は、フリー・プロデューサーとして、細心緻密に構成・演出された優れた童謡コンサートを規模の大小問わずに行い、童謡の普及振興と地域音楽文化の向上に永年に亘って尽力してきた業績が評価され、2015年(第14回)童謡文化賞を贈呈されました。
2015年
2015年
表彰を受けた牛山 剛氏(右)
牛山 剛氏は、テレビ朝日の音楽プロデューサーとして「題名のない音楽会」などを制作。現在はフリー・プロデューサーとして、細心緻密に構成・演出された優れた童謡コンサートを、規模の大小問わずに行っておられます。また、童謡の普及振興と地域音楽文化の向上にも尽力され、この永年に亘る牛山氏の業績がわが国の童謡史に形跡を残すものとして評価され、2015年(第14回)童謡文化賞を贈呈されました。
2016年
武鹿悦子氏は戦後、西条八十との出会いを契機に以来60年あまりにわたって優れた「童謡詩」を書き続けてきました。氏の感性豊かな言葉によって綴られた「童謡詩」は読む読者に大きな感動を与えました。わが国の童謡文化の歴史に確かな足跡となるものであり、極めて高く評価されるので、2016年(第15回)童謡文化賞を贈呈しました。
2016年
2016年
表彰を受けた武鹿 悦子氏(右)
武鹿悦子氏は戦後、西条八十との出会いを契機に以来60年あまりにわたって優れた「童謡詩」を書き続けてきました。氏の感性豊かな言葉によって綴られた「童謡詩」は読む読者に大きな感動を与えました。わが国の童謡文化の歴史に確かな足跡となるものであり、極めて高く評価されるので、2016年(第15回)童謡文化賞を贈呈しました。

社団法人日本童謡協会のあゆみ

日本童謡協会は、童謡作家の大同団結を図って、昭和44年2月に結成。初代会長にサトウハチローが就任した。
昭和44年から日本童謡賞を制定。すぐれた童謡を作った人に毎年贈賞している。
昭和52年から年刊童謡詩集『こどものうた』を刊行。この童謡詩集の詩に作曲した作品で新曲発表を行う「童謡祭」を毎年一回開催している。
昭和54年に中田喜直が第二代会長に就任。
昭和59年、毎年7月1日を「童謡の日」とすることを決定。
平成元年8月25日、社団法人として正式に認可され、社団法人日本童謡協会となる。
平成8年3月からは、こどもの合唱作品を創作発表するための「こどものコーラス展」を毎年開催している。
平成13年に湯山 昭が第三代の会長に就任。
平成14年に童謡文化賞を制定。童謡の普及・発展に寄与した人に毎年贈賞している。
社団法人日本童謡協会では、伝統ある童謡を継承しつつ新しい童謡を創作し続けて世界に誇り得る日本の文化、童謡を次の世代へ手渡したいと、童謡・唱歌サミットを初めさまざまな活動を展開している。
プロット